普段、私たち運送業者が車両を走らせるところ、それは道路です。
道路といえば、国道を走る割合が多いのですが、そんな普段からお世話になっている国道について、今回は紹介したいと思います。

国道○○号線という○○の数字、昔は一級、二級と分けられておりました。
一級国道は1番から40番まで。
二級国道は101番から244番まで。
一級国道は2桁、二級国道は3桁を路線番号としたのが始まりです。

栄えある第1号は国道1号線。
ご存じの通り、東京日本橋から東海道を通って大阪へ続くルートです。
北海道では国道5号線(唯一の1桁)、12号線、36,37,38,39,40号線があり、これらが一級国道なんですね。 

その後、都市の発展と共にその重要性を認められ、二級国道から一級国道へ昇格したものがあります。
それらは41番から57番が割り当てられました。
その昇格した国道の一つが、釧路から根室へ至る国道44号線です。

昭和40年の道路法改正により、一級二級の区分が廃止され、一般国道に統合されました。
旧一級国道は58番まで、旧二級国道は271番まで付番されています。

これ以降、一般国道は3桁の路線番号とし、それからは増えること増えること、現在は国道459号線まであるそうです。
北海道では国道453号線が一番大きい路線番号で、札幌市から支笏湖を抜けて伊達市まで続く道路。
元々はこの区間の北海道道が一般国道に昇格したものです。

新しい道路が出来ると便利になりますね。
道路が整備され、拡張され、時間が短縮し、大きなトラックがより安全に走行出来るようになりました。
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくです。
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